障害者支援施設 イシノ療護園
施設概要
施 設 名 イシノ療護園
所 在 地 群馬県邑楽郡大泉町寄木戸1070
開 設 1984年(昭和59年)4月1日
実施事業及び定員
生活介護 | 75名 | |
施設入所支援 | 75名 | |
短期入所支援 | 3名 |
併設事業所 ライフサポート・イシノ
通所生活介護 | 20名 | |
イシノ療護園相談支援事業所 |
法 人 名 社会福祉法人 豊延会
法人設立日 1983年(昭和58年)6月28日
法人他事業所
●介護老人保健施設 いずみの里
●地域密着型特別養護老人ホームあさひ
●地域密着型小規模多機能ハウスあさひ
法人理念・行動指針
理念
社会福祉法人豊延会は「個人の尊重」「可能性の限りない追求」「共に生きる社会づくり」を基本とした、あたたかみのある専門的サービス提供に努め、利用者・社会に信頼される法人であり続けます。
行動方針
〇私たちは、利用者一人ひとりの「その人らしい生活」を支援します。
〇私たちは、利用者に対し安全・安心・快適なサービスを提供します。
〇私たちは、福祉関連機関、団体等と協力し事業を展開します。
〇私たちは、透明性を堅持し、健全かつ活力ある経営にあたります。
施設の基本理念
心 ・ 技 ・ 体 ・ 責任 を持って、
まごころ 技術 健康・健全 信頼と期待
福祉サービス支援に取り組んでまいります。
運営方針
〇常にご利用者と同じ目線に立ち、その人の立場に立ったご利用者本意のサービスの提供を行います。
〇施設従事者として、ご利用者に信用、信頼されるサービスの提供を行います。
〇ご利用者の苦情や希望を真摯に受け止め、より良い支援に努めます。
事業目的
〇あたたかい雰囲気のなかで、ご利用者に笑顔を提供する支援を行う。「一日一笑」の実施。
〇「ありがとう・・・」をもっとたくさん届けられるよう、誠意あるサービスを行う。
〇福祉サービスということを常に持ち、責任のある職務遂行、強制のないサービスの提供を行う。
人材育成
人材(財)の確保に、各施設の方々は大変苦慮しているかと思います。
人材は、良い環境であれば高いモチベーションで働いてくれますが、そうでなければ、他の働き場へ行ってしまいます。魅力・働き甲斐のある職場を作らなければ人材は定着してくれません。
また、経験の浅いスタッフが頻繁に入れ替わる状況が生まれると、高いサービスの質を維持するのも難しくなってしまいます。
現場の良きリーダーの教育等を推進することで、福祉介護業の魅力ややりがいを伝えられ、後輩を引っ張っていくための人望・知識・経験のある中間管理職を育てます。
施設の概略
イシノ療護園のある大泉町は、「坂東太郎」と呼ばれる利根川の北岸にある町で、熊谷市に隣接しており、群馬県の郷土かるたにある「上毛かるた」の読み札「つる舞う形の群馬県」のつるの首の部分に当たる場所に位置しています。
また、大泉町は人口41,770人(2021年9月末現在)と、群馬県で一番人口の多い町であり、北関東の市町村のなかで人口密度が最も高い町です。さらに、外国人人口の比率が県内で最も高く、「日本のブラジル」と言われるようにブラジル人が多い町です。そのような町の一角にイシノ療護園があります。
当施設のご利用者は平均年齢が60歳以上と高齢化の傾向があるとともに、身体障害者よりも知的障害者の施設入所のニーズが多いという地域特性もあることから、知的障害者の受け入れが多くなっています。あわせて、高次脳機能障害等の難病の利用者も増えています。このようにイシノ療護園は、ご利用者の障害の重度化・多様化および高齢化に合わせて支援を提供しています。
令和2年より、新型コロナウイルス感染症が蔓延しているなか、我々イシノ療護園のスタッフは新型コロナウイルス感染症に負けず、ご利用者の皆様に安心・安全な生活を提供できるよう、日々努めています。さまざまな制限があるコロナ禍においても、利用者に笑顔を届けられるよう、会食等の行事を増やしたり、オンラインを導入した行事・活動を取り入れるなどの新たな取り組みに挑戦しています。
最後に、イシノ療護園のご利用者や保護者、職員に笑顔を提供してくれる、イシノ療護園のゆるキャラ「ラヴちゃん」をご紹介します。行事に合わせて衣装が変わります。
イシノ療護園のゆるキャラ「ラヴちゃん」
職員集合写真
職員紹介
年代 30代
所属 イシノ療護園
職種 介護・衛生管理者
Q なぜ、障害者支援施設で働きたいと思いましたか?
幼少期、年の離れた障害のある兄と生活をともにしていました。当時、介護や医療の世界に触れる機会が多かったことが、私自身の進路を決める際に強く影響が出たと感じています。
看護師になるのか迷った部分がありましたが、医療的側面よりも生活の側面において人生を豊かにすることのできる介護福祉士という職種に興味惹かれるものがありました。
兄の影響もあり、介護の世界に身を投じるのであれば、障害者への支援がしたいという気持ちが強かったです。
Q 仕事を通してのやりがいや、嬉しかったことは?
ご利用者のことを徹底的に研究し、失敗や成功もありますが日々積み重ねることで、諦めなければ最終的に対象のご利用者に見合った支援にたどり着けることです。
個別の支援や集団への支援でアプローチの仕方は変わっていきますが、ご利用者に関わった分、考えた分の自分自身のアイデアの引出しが多いほど支援の幅が拡大するという仕事は、やりがいと喜びがあると感じます。
現在は日本の大きな問題でもある介護人材の不足に対し、支援する職員の量に見合った介護業務量も視野に入れ、支援する側も怪我無く長く働くことができる環境作りに取り組んでいます。思い通りにいかないこともありますが、とてもやりがいを感じる仕事だと思います。
Q 自施設のアピールポイントは?
実力主義であるという所。年功序列・高学歴・資格持ちといったものはいずれも入職の段階での目安でしかなく、入職し組織で良質な結果を出せる人材には、適切な役職と仕事が任されます。
逆を言えば、自身の年齢・学歴・資格に見合った仕事量や結果を出すことができなければ評価はされないという厳しい側面を持っています。社会人として自身の能力や立場に責任を持つことは大切なことですから、当然のことでもあると考えています。
また、労働環境改善についても、介護福祉士の休日の確保や有給取得へ向けて前向きな取り組みを行っています。介助用リフトの導入もしており、腰痛予防へも力を入れています。
Q 学生、今後就職を考えている方々へのメッセージ
介護の世界は研究の連続です。障害者への支援は、医療的な知識もより多く必要となってきます。自分自身の力量を常に向上し続けることが大切であり、諦めない精神も重要です。プロ意識のある人材を求む、と堅苦しいことを言いたいところですが、興味のある方、ぜひ見学からでも良いので介護の世界に来てみませんか。
年代 20代
所属 イシノ療護園
職種 介護パート
Q なぜ、障害者支援施設で働きたいと思いましたか?
私の親も介護の仕事をしており、親から話を聞いて介護の仕事をしたいと思いました。実際に働いてみると、思っていたよりも待遇が良くやりがいを感じられる仕事だと思いました。
Q 仕事を通してのやりがいや、嬉しかったことは?
仕事をしていくにつれて、先輩の方々に認められたり、頼りにされることを嬉しく感じました。また、ご利用者から感謝の言葉をいただいたことは嬉しかったです。
Q 自施設のアピールポイントは?
自分の生活リズムに合わせて無理なく働ける。職場の方々が優しく丁寧に仕事を教えてくれるので、分からないことや職場の悩みも相談できる職場です。定期的にある行事もご利用者と楽しく参加することができます。
Q 学生、今後就職を考えている方々へのメッセージ
忙しいなかでも働いていくにつれて達成感を感じたり、ご利用者と触れ合う事で学べていけることも多く、やりがいを感じていける仕事だと思います。
集合写真
※利用者の写真に関しては、ご本人・ご家族の同意を得て掲載しております。