障害者支援施設 天草整肢園・苓龍苑
施設概要
施 設 名 障害者支援施設 天草整肢園・苓龍苑
所 在 地 熊本県天草郡苓北町上津深江西大田10番地
法人設立 昭和43年3月
定 員
天草整肢園 40名(生活介護:40名、施設入所支援40名)
苓龍苑(れいりゅうえん) 40名(生活介護:40名、施設入所支援40名、短期入所3名)
施設外観写真
他事業所
●障害者支援施設 天草更生園(生活介護・入所支援)
●障害者就労センター 天草更生園 (就労継続支援A型事業)
●障害者支援センター 天草更生園 (就労継続支援B型事業)
●グループホーム きらめき・昴
●天草整肢園相談支援事業所
法人基本理念
尊厳:基本的人権の尊重とその人らしい生活の実現(人が人を思いやる心、それを大切にしていきます。)
自立:働く・くらすの支援と自立した地域生活の実現(経済的・身体的・精神的な自立を目指します。)
共生:共に支えあい生きる社会の実現(お互いを尊重し共に歩んでいきます。)
施設の活動紹介
天草整肢園は昭和46年4月、苓龍苑は平成10年10月に開設しました。
私たちの施設は海の見える高台にあり、2つの施設が一つの建物の中にあります。その中で、それぞれ生活介護と施設入所支援サービスを提供しています。
施設の特徴として、自力での移動が難しい重度の利用者がベッドや車いすで食堂ホールから外に出て、四季折々の花々や木々を眺めることで気分転換が図れるよう、敷地内に公園を整備しました。利用者及び職員の憩いの場でもあり、日中活動や、機能訓練、屋外昼食会やボッチャの会場にも利用しています。また、地域住民参加のふれあい祭を実施し、地域貢献にもつながっています。
利用者の高齢化・重度化に対応するため、平成27年6月から夜間看護師配置を導入し、利用者及び生活支援員も安心して支援ができるようにしました。
利用者の生活が明るくゆとりあるものになるよう、一人ひとりの精神面や身体面の状況に配慮しながら、日常の支援を行っています。
天草は、海に囲まれているため、日中活動や外出の折には、イルカウォッチングや魚釣り、足湯やドライブを楽しんでいます。その他、アロマセラピーや機能維持訓練等、多種にわたる日中活動メニューの充実を図っています。また、福利厚生として、法人全体の職員間で、スポーツレクリエーションや職員旅行を実施し、親睦を深めています。
クリスマス会
もちつき
夏エステ
胡瓜
散歩(ふれあい公園)
習字
生け花
昼食会
綿菓子
イルカウォッチング
イルカウォッチング
グルメ
牛深観光
魚釣り
足湯
グループ訓練
ボッチャ
作業療法
エコ散歩
ふれあい祭
職員紹介
年代 20歳代男性
職種 生活支援員(介護)
入職 4年目
Q.なぜ障害者施設で働きたいと思いましたか?
きっかけは、中学生の時にワークキャンプで福祉体験をしたことです。そこから福祉関係の専門学校に入学し、福祉を学ぶなかで、介護と聞いたら高齢者介護をイメージしていたのですが、障害者の支援も介護であることを知り、今の施設に入職しました。
Q.仕事をしてのやりがいや、嬉しかった事は?
「ありがとう」と言ってもらえたり、深夜勤務に入る際「あなたが深夜でよかった」と言ってもらえることが嬉しいです。また、多くの支援をしていくなかで利用者の笑顔にふれることが一番のやりがいを感じます。
Q.自施設のアピールポイントは?
当施設では、近年ノーリフトケアを導入し、利用者一人ひとりにあった支援の提供をしています。ノーリフトケアを導入することで、利用者はもちろんのこと、私たち職員の身体的負担も軽減されています。福祉用具ではリフトだけではなく、スライディングシートやスライディンググローブ、また移乗用サポートロボットHugを使用し、利用者にとって安心で安全な支援の提供を行っています。また、私たち職員にとってもゆとりのある支援ができ、プラスになっています。
Q.学生、就職を考えている方へのメッセージ
介護職は3K、今5Kと言われる時代ですが、実際に働いてみると、利用者からの優しい言葉かけや笑顔があふれる楽しい職業です。また、近年ノーリフトケアの導入により徐々にではありますが、働きやすい環境になってきています。また、利用者の人生の一部に寄り添うことができ、ほかの職にはないやりがいもたくさんあります。