施設概要

年代　30歳代
所属　さやかなる苑
職種　生活支援員

Ｑ.なぜ障害者施設で働きたいと思いましたか？

小さい頃から一緒に暮らしていた祖父母が好きで、おじいちゃんやおばあちゃんに関わる仕事に興味を持ち、社会福祉士の資格を取りました。専門学校の実習でも高齢者施設を体験し、私自身、高齢者の施設で働くものだと思っていました。しかし、障害者に対する支援を学ぶ機会があり、次第に障害分野への興味や働きたい気持ちが増して今日に至っています。

Ｑ.仕事をしてのやりがいや、嬉しかった事は？

現在は相談支援業務を担当していますが、長年介護現場も経験してきました。生まれつき障害のある方や、事故などによる中途障害のある方など様々な状況にある利用者と関わっています。障害のある方一人ひとりの葛藤や家族の想いなど、その方にしかない背景は近くで支援している人にしかわからない場合もあります。そこに寄り添えて、信頼関係やご利用者の笑顔、感謝の言葉をいただいたときはとてもやりがいを感じます。

Ｑ.自施設のアピールポイントは？

施設の運営理念に掲げているように、“笑顔になれる施設”がアピールポイントです。そこで、下記の写真にある笑顔の花をモチーフにしたイメージキャラクター『さや花ちゃん』を考案し、オリジナルＴシャツやバッグなどを作成してイベントに使用しています。更に、一面の壁に設置したさや花ちゃんのからくり時計は、優雅な音色やかわいいダンスで今ではさやかなる苑のシンボルとなっています。
また、多くの行事や外出支援を行い、利用者満足度の向上に繋げています。

Ｑ.学生、就職を考えている方へのメッセージ

私自身、おじいちゃんやおばあちゃんが好きで入った世界ですが、困難なことや心が折れそうになることはたくさんありました。人に寄り添うことの難しさをどう解決していくべきか勉強の毎日です。しかし、人の生活を支援していく仕事は、目に見える嬉しさや楽しさにたくさん出会えます。そして、相手に寄り添うこの仕事は、必ず自分自身の人生の糧になるのではないでしょうか。