障害者支援施設 群馬県立障害者リハビリテーションセンター
施設概要
施 設 名 群馬県立障害者リハビリテーションセンター
所 在 地 群馬県伊勢崎市波志江3030-1
開 設 1976(昭和51)年1月1日
実施事業及び定員
生活介護 | 120名 | |
施設入所支援 | 140名 | |
自立訓練(機能訓練) | 20名 | |
自立訓練(生活訓練) | 10名 | |
短期入所支援 | 12名 |
法 人 名 社会福祉法人 群馬県社会福祉事業団
法人設立日 1972(昭和47)年6月12日
法人内他事業所
●障害者支援センター まるべりー
●館林市障がい者総合支援センター
●特別養護老人ホーム 高風園
●特別養護老人ホーム 高風園「そめやの里」
●特別養護老人ホーム 明風園
●特別養護老人ホーム 菱風園
法人理念と目標
わたしたちは未来を見つめ「新たな価値と感動」を創ります。
利用者からの信頼を得るために
- 利用者目線、利用者本位のサービスの提供
- 高い専門性と確実な技術の習得
地域からの信頼を得るために
- 地域ニーズの把握と専門的ノウハウの活用
- 地域共生社会実現に向けた取組
先駆性を発揮するために
- 事業団職員としての自覚とプライドの保持
- 広い視野とチャレンジ精神の開拓
健全な経営に寄与するために
- 効率的な業務の推進とコスト意識の強化
- コンプライアンスの徹底
施設の基本方針
ご利用者ができるかぎり自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、利用者本位のサービスに努め、指定管理者として県担当課と連携のもと、次の方針で事業を運営する
- ご利用者が「納得」するサービスを提供し、「魅力ある施設」を目指す
- 県立施設としての役割を一層発揮し、「障害者支援の拠点」を目指す
- 民間法人としての柔軟性・機動性を発揮し、効率的かつ効果的な経営に努める
- 職員一人ひとりが自己研鑽に励み、資質向上と専門性の向上に努める
施設の概略
群馬県立障害者リハビリテーションセンターがある伊勢崎市は、古くから養蚕が盛んであり、明治時代以降は「伊勢崎銘仙」という絹織物が全国的に有名になり、織物のまちとして発展しました。近年は利便性に優れた幹線道路網を活かして、商工業が盛んな産業地域となっています。また近郊農業も盛んで農産物の生産も多い地域です。
当施設は、授産施設、療護施設、更生施設、附属診療所からなる身体障害者の総合施設として、群馬県の特別開発事業により重度身体障害者を対象として開設しました。平成29(2017)年2月に新棟(南棟)が完成し、生活介護、施設入所支援、短期入所、自立訓練(機能訓練)に加え、高次脳機能障害に特化した自立訓練(生活訓練)を開始し、就労系サービスは、法人事業所として独立・移転しました。平成31(2019)年2月には旧棟(北棟)の改修が完了しました
常勤医師の配置、看護職員の夜勤により、医療的ケアが必要な重度障害のご利用者も安心して過ごせる環境を整えています。ALS等難病のご利用者も受け入れています。また6寮に分け二十数人の単位で、医療重視・生活重視・活動重視の特徴ある支援を行っています。4寮では同性介助を行っています。
コロナ禍ではありますが、ご利用者に笑顔で楽しんでいただけるよう感染防止対策を徹底し、アイデアを出し合いながら、季節の行事や日中活動など職員一丸となって取り組んでいます。
残暑払い
秋まつり
文化祭
運動会
■
職員紹介
年代 50代
職種 生活支援員
Q なぜ、障害者支援施設で働きたいと思いましたか?
福祉系専門学校の学生時代、当施設での実習後、当時の管理職の方に一緒に働いてみないかと誘っていただきました。障害者支援には医療知識や介護経験などが重要と考え、当時の自分では自信がなく、いつか自信がついたらチャレンジしたいと思っていました。
そして20年後、未熟ではありますが、自分の入所したい施設をめざして働きたいと思い就職しました。
Q 仕事を通してのやりがいや、嬉しかったことは?
ご利用者の笑顔や感謝の言葉をいただいた時、ご利用者の身体の不調が改善され、平常時の体力や精神状態に戻られた時、職員自身不調の時、ご利用者から優しい言葉をかけていただいた時、ご利用者と想いを共有できた時に、やりがいや喜びを強く感じるとともに、明日への活力になります。
Q 自施設のアピールポイントは?
多職種がプロ意識のもとチームを組み、日々、ご利用者のために働いているところが素晴らしいと思います。リフレッシュ休暇や有給休暇、育児休暇等を平等に取得できるよう、職員一同協力を惜しまず行っています。体調不良の職員がいれば、休暇を取得するよう、調整、対応が素早いです。安心して働ける環境づくりに真摯に向き合っています。職員の腰痛防止のため、介護リフト導入にも力を入れており、各部署に行き渡るよう努力しています。
Q 学生、今後就職を考えている方々へのメッセージ
プロ意識や専門知識は日々の仕事のなかで培われていくものと思います。実際、私自身もまだまだ未熟で、専門職種の職員や年齢も20代から60代の先輩や後輩の職員に学ぶ点が多くあります。
現場に飛び込んでこそ!ご利用者と共に過ごす時間のなかで身につくことが、学校や本で学ぶ以上のものがあります。是非この世界へいらしてみてください!
■
年代 20代
職種 生活支援員
Q なぜ、障害者支援施設で働きたいと思いましたか?
私が介護の仕事に興味をもち始めたのは、小学4年生のころからです。母の影響でした。私は母に日頃から仕事の話を聞き、仕事から帰ってきた姿を見てきました。もちろんいい話ばかりではなく、笑顔で帰ってくるばかりではありませんでした。しかし仕事の話を聞いた際、私に言ってくれた言葉がありました。それは、「それでも、この仕事をやめようなんて思った事はない。利用者さんはしっかり職員のことを見てくれている、そしてちゃんと認めてくれる。私を必要としてくれる利用者さんのために仕事に行っているんだよ。」という言葉でした。この言葉を聞いた時、子どもながらに、そんな思いにさせてくれる素敵な仕事があるのかと思いました。そのため、はじめは介護・福祉の仕事をしたいというより、母のような仕事をしたいという気持ちだったかもしれません。
Q 仕事を通してのやりがいや、嬉しかったことは?
ちゃんとご利用者が認めてくれ信頼関係を築くことができることです。自分が行っていることや支援がご利用者にダイレクトに伝わります。逆に中途半端なことをしたら信頼関係を築けません。そこが福祉の仕事の難しいところでもあり、やりがいに繋がることだとも思います
Q 自施設のアピールポイントは?
雰囲気が良いところです。抽象的に聞こえてしまうかもしれませんが大切なことだと思います。職員同士の信頼関係、ご利用者と職員間の信頼関係が職場の雰囲気が良くなるために欠かせない要素です。
自分の意見が言いやすい雰囲気、仕事に楽しさややりがいを感じられる雰囲気、ご利用者が施設で生活できて良かったと思える雰囲気、私たち職員がこの職場で働くことができて良かったと思える雰囲気など、当施設では良い雰囲気をたくさん感じることができると思います。
Q 学生、今後就職を考えている方々へのメッセージ
私が皆さんに伝えたいことは、自分はひとりではないということと、ひとりでは成長できないということです。私は介護の仕事を始めて3年目でまだまだ未熟なところばかりで、日々、先輩やご利用者から学ぶことばかりです。もちろんご利用者からキツイ言葉をかけられたり、失敗してまわりに迷惑をかけてしまったりすることも多々あります。しかし、そんな時はまわりを見てください。必ず皆さんを助けてくれる人がいます。私自身、多くの人に助けられてきました。迷惑をかけてしまってもいいのです。失敗してもいいのです。そんな時、自分はひとりではないと思ってほしいです。ひとりでも多く、介護や福祉に興味をもってくださったら嬉しいです。私たちは皆さんのことを待っています!
※利用者の写真に関しては、ご本人・ご家族の同意を得て掲載しております。